おすすめ10選

【初級者用】宇宙物理学の厳選おすすめ本 6冊を大学院生が紹介する

宇宙に興味があるけど、どんな本を読めばいいか分からない!

難しすぎても嫌だし、面白くなくても嫌。

という方へ。宇宙物理学専攻の大学院生である僕がおすすめの本を紹介します。

この記事で紹介する本は専門知識を持っていない人へのオススメ本です。

 

宇宙物理学とは

宇宙物理学とは

物理的手法を用いて、宇宙や天体の仕組みを解明する学問である。

現在、人類が理解している物理学で宇宙のあれこれを考えます。例えば、太陽はこのまま年を取るとどうなるのか。宇宙の始まりはどうなっているのか。

私は大学院時代、中性子星という直径20kmほどで質量が太陽くらいあるとんでもない星を研究していました。

【理系大学院】修士論文を書き終えたので、感想を暴露する 修論を書き終えました!長い大学院生活も終わりです。 この記事では修士論文を書いてみて思ったことを書いていきます。大学院に行...

 

これまで読んだ宇宙物理学の本は専門のもので50は余裕で超えています。大学の図書館で読んだ一般用のものも入れると100を超えます。

そんなこれまで読んだ本の中から【一般向け】のおすすめ宇宙物理学の本を紹介します。

 

おすすめ宇宙物理学の本

ここで紹介するおすすめ宇宙物理学の本は、私がこれまで読んだことのあるものです。他にも良いものがあるかもしれません。また、読んだのが中学生の頃だったりするものもあり、自分の研究テーマの部分だけを読んでいるものもありますが、ご了承ください。

巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る

ブラックホールは、強力な重力で周囲の物質や光を引きつけ飲みこむ一方で、飲みこんだら最後、それらを二度と外に出さない、不思議な天体です。
一般的にはSFの世界ではおなじみの天体ですが、宇宙にはこのような天体が多数存在することがわかっています。

ブラックホールでは普通の感覚とはかけ離れた現象が多くありめちゃめちゃ面白いです。

この本ではできる限り数式を減らして、読み物として読める様にされています。専門知識がない人でもわかる様に書かれているのでブラックホールに今日にがある方はオススメです。

宇宙が始まる前には何があったのか?

この本はタイトル通り宇宙が始まる前に何があったのかを書いてくれています。どうやって始まってどうやって終わるのか、またその学説はどの様にして生まれたのかまで丁寧に書かれていました。

ビッグバン、膨張宇宙、ダークマター、反物質、量子ゆらぎ、平坦な宇宙、アインシュタイン方程式などの名前を聞いたことがあるでしょうか?

この用語も含め、この本を読み終わる頃には宇宙の始まりから終わりまでの流れをだいたいこんなもんなんだぁ程度には理解できていると思います。

また、この本のいいところは学説を時代の流れとともに追うように書かれている点です。

「A説が〇〇年に提唱され、〇〇実験からAは否定され今はB説が有力視されています。」

の様な書き方になっているわけです。これが教科書などとは違う点です。一つの物語として読んでいけるため、非常に面白いしわかりやすいです。

 

すごい宇宙講義

この本はある講義のノートか発表スライドの様な形式で宇宙物理学を説明してくれます。しゃべり口調と非常にわかりやすい例えで、難しいと思われがちなブラックホールやダークマター、宇宙の始まりについてわかりやすく教えてくれます。

本当に前提知識がなくて読める一般向けの本です。難しいのはムリ!という方にもぜひ手に取ってほしい。

忙しすぎる人のための宇宙講座

ものすごい宇宙愛が感じれる一冊。私が表紙のデザインに一目惚れしジャケ買いした1冊でもあります。

著者が1200万超のツイッターフォロワーを持つちょいと有名な人らしく、とても宇宙に興味があるらしい。そのせいか文章も宇宙の魅力や謎を強調したもので、非常に興味をそそられました。

この本では惑星やその探査機の話、ビックバンやダークエネルギーの話も登場する。ジャンルにとらわれず、面白い話をギュギュッと詰め込んでくれた印象。

完全独習現代の宇宙物理学

太陽系の誕生の話、恒星はなぜ光るのか、ダークマターとは、、、基本的な宇宙の謎を片っ端からまとめて解説してあります。

宇宙の小さいものから順に書かれているのが良いポイント。知識も学問的にしっかり書かれています。

ただし、他の初級本と比べると数式は出てくるし、エンターテイメント性は低い。

ちょっと知識がある人向けだと思います。一般教養本と教科書の間に位置する本かな。

宇宙物理学入門 宇宙の誕生と進化の謎を解き明かす

一番オススメしたい本。

読み物としてわかりやすく書かれており、宇宙の謎や魅力を強調しつつ、話してくれるので、没頭して読み込める様な1冊になっています。

私が高校生の頃に図書館で読み、おもしろすぎたため自分でも購入してしまったほどです。

思ったより図が多くてわかりやすい上に、この本の厚さで宇宙物理学の重要な点を網羅しています。値段も安く、挫折しやすい人にもオススメです。

私は重要なところに線を引いて読んでいました。数値や参考文献もしっかりしているので、学問的な知識つきます。

内容は宇宙物理学という学問の誕生から始まり、望遠鏡、数値解析研究や電磁場の研究の話まであります。

天体の話だと、星、星団、銀河、元素生成、高エネルギー現象、天体の距離や明るさの測定方法、半径、質量、色、温度、スペクトル、星の進化、中性子星、白色矮星、ブラックホール、銀河、銀河円盤、銀河団、大規模構造など、大から小まですべて網羅しています。

光の話だと、電波、X線、ガンマ線、宇宙線、ガンマ線バーストなど。

宇宙論の話だと、宇宙膨張、宇宙原理、背景放射、ビッグバン、インフレーション、宇宙の晴れ上がり、反物質、宇宙の4つの力などです。

もう全部と言っていいほど書き尽くされています。これでいて165ページほどの少ないページで書かれているので、本当に重要なところとおもしろいところだけ綺麗に抽出して書かれている印象です。

これが一番おすすめしたい本ですね。

 

まとめ

「初級」宇宙物理学のオススメ本

一番のオススメはこれ!

安くて薄くてわかりやすくて面白い!図も多くてサイズも小さくて良い。

最初に買うならこれ一択です!

以上、おすすめ宇宙物理学の本でした!

現役の理系大学院生が1日のスケジュールを紹介します。 大学院修士2年生、私の1日のスケジュールを紹介します。ついでに週のスケジュールも紹介します。大学院生ってどんな生活をしているのか...
RELATED POST