天体観測って専門の知識がないと楽しめないって思ってない?
すごい望遠鏡とかカメラとかいろいろ機材も必要だと思われとるみたいやわ
実は双眼鏡一つあれば天体観測なんていくらでもできるんや!
そんな大型の機材なんて必要ない
星空がよく見える砂漠や山に行く必要もない
ってなわけで今回は天文初心者に思ったより天体観測って気軽にできるんやなぁってことを伝えたいと思う
《双眼鏡で月を見る》
今回のテーマはこれや!
月は大きく明るく天体観測のターゲットとして難易度は一番簡単なんや
月の豆知識なんかを交えながら双眼鏡で月を見るときのポイントをまとめていこう
双眼鏡はどれを買えばいい??
双眼鏡はかなりたくさんの種類があるんや
その種類は使用目的と予算の2点から何を買うかをだいたい絞れる
今回の使用目的は天体観測、初心者なら予算は2000〜5000円ってところかな
最初っから高価な双眼鏡は買わん方がいい
まず、手軽なものを買って双眼鏡に対しての自分なりの要望ができてからの方がいいな
それに天体観測が飽きちゃう人もいるだろうし。。。
双眼鏡について買う前に知っておくべき点、倍率と口径をまとめたものがある
双眼鏡の商品データを見たときはこの項目をよく見て買うとええで
そんなん自分でどの倍率、口径がいいとか決められへんわって方は次の記事を見てくれ
どこで見ればいい?
今回は月を気軽に見てほしいと思ってこの記事を書いとる
ってなわけでもちろん、暗い星空を求めて山の方に出かけたりはしなくてええで
全然、市街地でOKや! 少しひらけた場所ならもっと良い
月は明るいから光害はあっても無くてもそんなに変わりはない
その点でも月は初めて天体観測するターゲットして向いとるんや
月の魅力度は日によって変わる!
月は三日月や満月、新月と日によって様々に変化する
それぞれが見どこがあって毎回毎回飽きさせへん
満月
満月のときは月の明るさが強く、眩しくて双眼鏡では見にくい場合があるけど、その分迫力はMAXで月の魅力に圧倒されること間違いなしや
やっぱり辞典とかで見る月の画像と実際に見る月では全然ちがう!
何がちがうかなんて俺の語彙力で語られへんけど本当に全然ちがう!
みんなにも是非一度 月をドアップで見て欲しいなぁ
三日月
三日月は月のクレーターを見るのに最適な状態や
月は欠けている方が満月の時よりもクレーターが断然見やすいんや!
月が欠けている部分と光っている部分の境目がよくクレーターが見えてオススメやで
この部分は月のクレーターに太陽光が斜めから差し込んどるからクレーターの凸凹の影がよく見えるんや
新月
このときは月は見えへん
月が無い分、夜空が明るく照らされへんから他の星が良く見えるんや!
星空を天体観測のターゲットとするときは新月の日を選ぶのは良い選択やな
月が空にある時間を下調べ!
月が地平線の下に潜っているときは月が見えへんし、月が昇ってる時間でも隣のマンションに隠れそうだったりする角度なら見えへん
そういう時間をあらかじめ調べておかなあかんねんなぁ
たくさんの日を調べるのは結構しんどい。。。
もしめんどくさかったら外に出て見て月が出てたら天体観測すればOK
思いつきで軽く見るくらいで全然ええんやで
月の出てくる時間、沈んで行く時間なんてググればいくらでも出てくるけど、月が空にある時間帯に、何時にどこらへんにおるってなことはわかりにくい、、、
それでな、おれがいつもオススメしとるんは星座アプリや!
知っとる人もおると思うけど一応説明しておこ
星座アプリはどこか空にかざすとそこにあるはずの星座や月を示してくれるアプリの総称や
時間も自由に移動させられて、それに伴ってスマホ画面上の星空も月も連動して動く
これを使えば月の場所なんかすぐわかるし、明日でも明後日も何日文でも気軽にサクッと調べれるんや!
これはいつも俺が使っとる星座アプリ「StarWalk」や
詳しくは過去記事を見てくれ
月の豆知識
地球照
地球照ってのは月の欠けている部分が地球からの反射光で光る現象や
普段月を見ると月の欠けた部分は真っ暗で見えへん
でもほんまは少しだけ光っとるんや
それは太陽→月の光っている部分→地球→月の欠けている部分
という流れて太陽光が反射してきたからなんや
普通に肉眼でも夜空が暗いところでなら地球照は確認できるけど、市街地やと無理やろな
でも双眼鏡なら地球照が見える!
双眼鏡がある天体観測の利点の一つやから是非みて見てな!
地球からはうさぎしか見えない
月はいつも「うさぎが餅つているように見える面」しか地球の方に向けてない
これは月の重心が傾いとるからなんや
天秤なんかでも重い方が地球に近い方に傾くやろ
そんな感じで月はウサギの面の方に重心が傾いとるんや
豆知識としてだれかに自慢したれ!
空気による揺らぎ
月から俺らの目にくる光は地球の大気を通る間に揺らいでまう
それは湿気が多い方が、光が通過する空気の量が多い方が揺らぎの量が多くなる
標高が高い砂漠なんかはこの揺らぎがすごく少ないんや!
もっと言えば、天文学ではこの揺らぎは本当に邪魔やから天文学者は揺らぎがない宇宙に天体望遠鏡を建設してしまったんや!ハッブル望遠鏡っていう
人工衛星みたいに今も地球をぐるぐる回っとるで
この揺らぎは普段、月を見ても感じることはないけど、双眼鏡で月を見ると確認できるで!月の表面がゆらゆら揺れとったらそれや!
ちなみに星がキラキラ瞬いて見えるのはこの揺らぎのせいなんや
まとめ
この記事を見て少しでも月を見てみようって気持ちになってくれたら嬉しいわ!
ほいじゃ!
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