宇宙&天体観測

『背景をぼかす』撮影距離を使いこなして写真力UP!

 

写真を撮るときに、一番簡単に変えられるのは撮影距離

つまり、カメラと被写体の距離や

 

これを変えることで被写体の印象を変えられる上に、被写界深度も変わる、写真のボケの量が変わる

そうすると写真のイメージが一気に変わる、、、

つまり、撮影距離は大事ってことや!

自分の足で実際に動いて気に入る撮影距離を見つけることは大事になってくるで!

被写界深度が変わるということは、背景のボケ具合も変わってくるってことや

写真撮影において、背景をぼかすと言うのは強力な表現方法の一つ

これをうまく使いこなせば、初心者脱却といっても良いやろうな

まず、背景をぼかすには絞り値の知識が必要になる

知らない人はまず絞り値の知識をさらっとでいいから身につけよう

一眼レフを使うなら知っておくべき《絞り値》《F値》とは 一眼レフカメラを持っているのなら「絞り値」「F値」の意味と特性をしっておくべきや! ちなみに「絞り値」「F値」を同じ意味や...

絞り値の知識を身につけたら、実際に出歩いて、写真を撮ってみると良い

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背景がぼけるように絞り優先モードで撮影。。。

ちゃんと、背景がボケてる!

一度、ぼかしが少ない花の写真と比べてみよう

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ぼかしている写真と、ぼかしが少ない写真を比べると、花の協調のされ具合が違う

ぼかしている方が、花が強調され、背景が控えてくれるように感じる

人間も何かものを見るときも注目ポイント(ピントが合っているポイント)の前後はぼける

この写真もそう!

花を肉眼で見ているようなイメージと一致させることで花に注目させるんや!

背景をぼかす重要性はわかったけど、撮影距離と何が関係あるん?!って思ってきた頃やろ?

実は撮影距離によって背景がイメージ通りボケない場合があんねん

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例えばこういう構図で撮るとボケは少なくなってしまう・・・

なぜこの構図はダメかといいうと

背景をぼかすには絞り以外に3つのポイントを考慮せなあかんからやねん。。。

  • カメラと被写体との距離
  • 被写体と背景の距離
  • レンズの焦点距離

①カメラと被写体との距離

カメラと被写体との距離が近い方が大きくぼける

②被写体と背景の距離

被写体と背景の距離が遠いほど大きくぼける

③レンズの焦点距離

焦点距離が大きいほどボケの量が大きくなる

例えば、望遠レンズでズームで撮影するとボケの量が大きくなる

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つまり、電車の写真のボケが少なかったのは、

①電車とカメラの距離が長く、

②電車と背景の距離が短い、

③望遠レンズ(焦点距離が大きい)でズームで撮影したからなんやな!

絞りを調節した上で、この3点を考慮して撮影に挑んでくれ!

多くの場合②は変えられないことが多い、、、

③は持っている機材による。。。

財力と準備力があればなんとかできるやろう

一番簡単に変えられるのは①の撮影距離なんや

撮影距離を意識してボケの量を調節してな!

(撮影テク早見表付) 完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼撮影テクニック事典101+

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