双眼鏡を買おうって思ってる人用にこの記事を書くで!
一通り読み終えれば、買ってから後悔することはまずない
ここではコンパクトタイプの双眼鏡を買うこと前提に話を進めようと思う
そんな十数万円するような双眼鏡の話はまた今度な
双眼鏡は光学的な道具だから「倍率」「口径」「ピント」いろいろ専門用語が出てくるけど、全部わかりやすいように解説するで!
倍率
倍率は聞いたことがあると思う
どれだけ像を拡大しているかという値や
この倍率という数値が大きければ大きいほど双眼鏡で見ているものを拡大して見えるんや
ここで気をつけて欲しいことが二つ
ズーム式は気をつけろ
ズーム式なんてものがあるけど、それは選ばんといてくれ
コンパクトタイプの双眼鏡でズーム式をちゃんと設計し、作ろうと思うとレンズの枚数が増えたり、設計が困難で値段が高騰する
それに大手の双眼鏡メーカーもそれが難しいことだと言っている
数千円でズームができる双眼鏡は性能が弱い可能性が高いので買わないようにしてくれ
買うなら倍率固定式を買うようにな
倍率が高い時のデメリット
倍率が高いと双眼鏡を覗いた時に景色の像が暗く、視野が狭くなる
視野が狭くなるってのは当然と言うか感覚的にわかると思う
これは根本的な対処のしようがないし、拡大して見るなら当然の事
一方、像が暗くなるのは対処ができる
それはいくつかあるけど、一番手っ取り早いのは口径を大きくする事
口径については次の項で説明するで
オススメの倍率
ちなみに見たいものによって倍率のオススメは変わるけど、
倍率8倍ならだいたい何にでも対処できるから一つ買うなら8倍がオススメや!
口径
口径とは対物レンズの大きさのこと
口径20mmって書いてあるならレンズの直径が2cmってことになるんや
口径が大きいとレンズが大きいから光を多く取り込める
ここでかなり大事な注意事項を。。。
口径が小さいのに倍率だけ大きい双眼鏡はダメ品やから買わんように!
倍率が大きいと双眼鏡を覗いたときに暗くなってしまうからある程度の口径の大きさが必要になるんや
その理由は2つ
①口径を大きくして光の量を(情報量)を多く取り込んでいかないといくら倍率を上げても解像度が上がらず、すりガラス越しの風景を見てるような感じになってまう
②ズームすると覗いてる景色は暗くなってまうんやけど、それをなんとかするためには口径を大きくして取り込む光の量を多くしなあかん
この二つの理由から倍率に対して口径が小さすぎるのはおかしいんや
「倍率100倍!」とか広告しているやつは実際に100倍で見ると景色が暗くて解像度悪くて見えへん
そんなダメそうな感じの商品には気をつけてな
例えばコンパクトタイプの双眼鏡で口径20mmなら倍率は7〜10倍が妥当やろうな
ちなみに双眼鏡の商品カタログとかには倍率が8mm、口径が21mmだったら
8×21 なんて書き方で記入してある
オススメの口径
オススメの口径は値段との相談にもよるけど2000円〜3000円くらなら口径20mmほどや
これやとコンサート、劇場、ライブなんかに使えるな
この3つのような場面ではステージが明るいから口径は小さくてもなんとかなるんや
予算が1万5000円ほどあるなら口径30mmほどがオススメや
この口径だとバードウォッチングやスポーツ観戦などなど
天体観測以外ならなんでも満足して使えるで
みんなの予算と使用目的によっていい落とし所をつけてな!
あと数千円で口径28mmとか変に安いのに口径が大きいものを買わないように気をつけて!
要するに倍率と口径のバランスが大事!
使用目的によって倍率と口径を決めなあかん
でも倍率が大きすぎてもあかんし、小さすぎてもあかん
口径についてもそうや
ってなわけで、倍率と口径のバランスが大事になってくる
そのバランスを見る指標があるんや
ひとみ径って言って別の記事で紹介してるから参考にどうぞ
まとめ
まとめると
・倍率が高すぎるのを買わない
・ズーム式は買わない
・使用目的と予算によって倍率と口径を選べ
だいたい予算によって2種類の選択パターンがある
①お手軽タイプ
予算:2000〜3000円
使用目的:コンサート、劇場、ライブ
倍率:8倍〜10倍 (席が後ろのほうなら倍率は高く)
口径:20mm
②ちょっと本格的タイプ
予算:1万円〜1万5000円
使用目的:スポーツ観戦、バードウォッチング
倍率:8倍〜10倍
口径:30mm
みんなの参考になれば幸いや
ほいじゃ!
PENTAX 双眼鏡 タンクローR ポロプリズム・センターフォーカス式 8倍21mm有効径 8×21UCF R 62209
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- メディア: Camera
- 購入: 12人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
次の記事
関連記事