どうも!ウィリスです!
みんな量子力学って知ってる?!
簡単に言えば、めっちゃ小さい世界での物の性質のルールをまとめた理論や
これがめちゃんこおもしろい!
「本当にこの世界で起こってるんですか博士!」ってくらいヤバい現象がいっぱい!
そんな現象は線形代数と群論って言うキチガイレベルで難しい数学で記述されるため
一般ピーポーにはちんぷんかんぷんな訳や
教科書なんか読んでもあかん、理解でけへん。。。
そこで専門知識がなくても、
小さい世界の物理のおもしろ現象を見ていける本を紹介したい!
ニュートンって科学雑誌知ってる?
今回紹介する本はニュートン別冊「量子力学」
ニュートンって有名な科学雑誌があるねんけど、それの永久保存版ってところやな
毎月科学系の話題について雑誌を販売しとるねんけど、これはそれの総まとめ版
数ヶ月分の同じ系統の話題についてまとめてあるんや
これは量子力学関係をまとめてくれてるようやな!
中身は?
とりあえず、まず言いたいのは「図が多い!」
すごい読みやすいし、わかりやすいんや!
そもそもニュートンは専門者向けじゃなくて、一般大衆向けの雑誌やから本当にわかりやすく丁寧に編集してある
ページの大体2/3が図やな
それともう一つ「数式が出てこない」
これはうれしいな!
すべて図解でイメージでおもしろ現象の理解を促してくれる
量子力学のおもしろ現象をすこし
ちょっとだけ量子力学のおもしろ現象を紹介したいな
本関係ないけど
トンネル効果とか、シュレディンガーの猫とか有名なのは今回は省くで
真空では物質が生まれては消えてを繰り返している
不確定性原理ってのがあるんやけど、それによると
「小さい物質は位置とエネルギーを同時に決定することができない」らしいんや!
これは紹介しとる本に詳しく書いてあるおもしろ現象の一つな
「真空でさえエネルギーゼロだとエネルギーが決定してしまい不確定性原理に反する」
ので、真空ではエネルギーがゆらいで存在しとるんや
例えば、t秒だけある真空の範囲は高いエネルギーをもち、すぐ後には低くなってることなんかもある
そう言う時、エネルギーが高い領域では電子などの物質が生まれることがあるんや
ここまででもうびっくりやな!(゚∀゚)
エネルギーっていう目に見えない物が物質っていう目に見える物に変換されるんや
ちなみに核爆弾は物質をエネルギーに変換するシステムなんやで
核爆発した後は原料の質量がちょっと減っとるんや!
減った分が爆発のエネルギーに変換されとるんやな
話がそれてもた!
それで真空のエネルギーの揺らぎから生成された電子は、ひとりで生まれてくるわけではないんや!
電子が生まれるとすると、マイナスの電気が生まれることと同じやな
そうすると、バランスを取るためにプラスの電気を持つ「陽電子」っていう素粒子も一緒に生まれてくるんや!
さらに、生まれてくる方向もバランスを取るためにある生成される点からそれぞれ反対方向に飛び出してくる
こんな感じで絶えず素粒子の生成をしとるんや 対生成って呼ばれてるで
その後、生成された粒子はどうなるかというと、
「電子」「陽電子」がぶつかって消滅し、エネルギーに戻る
ほんでまた、そのエネルギーから素粒子が誕生する
これを繰り返すんやな
そんなこんなで真空って何もない空間だと思いきや
小さいスケールで見ると「物質が生まれて消えて」を繰り返す結構さわがしい空間やったってわけ
そういう小さいスケールでは
この世界におもしろい現象が多数存在する
もっともっと知ってみたいなら、俺はこの本をオススメするで!
値段とか、買うところとか
これはアマゾンで2790円やな
ちょっとお高いかもしれんけど、内容的には納得の値段や
これ一つでなかなか楽しめる分量になっとる
この永久保存版のニュートンは普段の月刊(1000円)の3倍くらいの厚みやから、それくらいの値段なんやろうと思う
オススメしたい人は
物理の専門知識がない中学生〜社会人
数学の知識もいらないし、
子供になにか読ませたいなぁって親御さんが思うときもこれをオススメするわ
その子の「世界の常識」がぶっ壊れるやろうな! ちなみに俺も中学生でぶっ壊れたで
一度、お読みになってみては?
量子論―相対論と双璧をなす物理学の大理論 (ニュートンムック Newton別冊)
- 作者: 和田純夫
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: ムック
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