アクアリウム

【アクアリウム】流木に白い綿が!それ水カビです。

アクアリウムにインテリアとして入れている流木に白い綿のようなものがついていました。

これは水カビです。

除去しないと胞子が舞い散り、魚に悪影響を及ぼします。

この記事では水カビがついた流木の殺菌処理方法紹介します。

この記事は以下の悩みを持つ方に参考になります。

  • 流木に白い綿がついている
  • 流木の水カビの取り除き方を知りたい

 流木の白い綿の正体は水カビ

流木の白い綿は水カビです。

気になる魚への害ですが、基本的にはありません。

流木以外では生えることはほとんど無く、流木の栄養を吸って生きながらえています。また水カビはエビを入れておくと食べることもあります。

水カビが出る原因

水カビの直接原因は2つ。

  • 栄養豊富な水
  • 水流の滞り

エサなどを多く入れすぎた栄養分豊富な水、また水流の滞る場所で、水カビは繁殖しやすいです。水カビの元自体はそこらへんにありますので、完全に取り除くことはできません。

流木は形状から水流の滞りを発生させやすく、また流木自体が栄養源なので水カビが非常に発生しやすいんです。

ちなみに、流木の中でも、色の明るい流木に発生しやすく、逆に色の黒い流木には発生しにくいという特徴があります。

 

水カビは害がなく、流木に特に生えやすいとはいえ、放置しておくと景観が悪くなります。気になる方は除去しましょう。

流木の水カビ除去方法①
流木の栄養素がすべて吸い尽くされるまで待つ

流木の栄養素がすべて吸い尽くされるまで待つことが解決策の一つです。水カビは流木の栄養もあってようやく生きているため、流木の栄養が切れると自然と消えます。

多くの場合、1ヵ月~1年で消えることが多いようです。

この期間は水質や流木のタイプにもよります。

流木の水カビ除去方法②
エビを入れる

水カビは水生生物のエサになることがあります。

一番有名なのがヤマトヌマエビです。流木を取り出して直接掃除はしたくない。そもそもエビを導入しようとしていた方におすすめめです。

wikipedia

 

流木の水カビ除去方法③

3つ目の方法は流木を取り出して直接取り除く方法です。

今回この方法を試してみました。

歯ブラシでこする

まずは流木を取り出していらない歯ブラシでこすります。

こうして水カビをあらかた取り除きます。

煮沸殺菌する

物理的に取り除いても実際は水カビが付着しているのでそこからすぐに繁殖するでしょう。

流木ごと1分程度ゆでることで煮沸消毒します。

3日間水道水につけておく

煮沸消毒後、3日程度水道水につけておきます。全体がつかるようにしておきましょう。

水道水にはカルキ(塩素)が入っており、殺菌成分があります。

これで流木の水カビ除去完了です。水槽に戻しましょう。

まとめ

アクアリウムの流木についた白い綿=水カビ
  • 水カビは基本無害
  • 水流の滞り、栄養豊富な水が直接原因
  • 流木に栄養があるため流木につきやすい
  • 水カビ除去方法
    • 流木の栄養が尽きるまで待つ
    • ヤマトヌマエビに食べさせる
    • 直接除去する

以上、アクアリウムの流木についた白い綿=水カビについてでした!