一眼レフを買ったんやったら「シャッター速度」を頭に入れといたほうが絶対良い!
写真の表現の幅が広がるからな
いつもオートで写真を撮ってる人にとっては、シャッター速度を自在に使いこなせるようになると
数千分の1秒で世界を止めて切り取ったり、一枚の画像である写真に動き感を加えたりすることができるんや
それに人間の目では感じることのできない世界も表現することができる
面白い写真が撮れてカメラをもっと好きなると思うわ
てなわけで、シャッター速度について書いていこ!
もくじ
シャッター速度とは
シャッター速度ってのはカメラで写真を撮る時、レンズの「光を取り込む穴」を何秒か開けて外部の光を取り込み、それで写真を生成するんよ
その「光を取り込む穴」を開けている時間のことをシャッター速度っていうんや
例えば、シャッター速度 1/2000と書いてあったら2000分の1秒間、「光を取り込む穴」を開けて撮影したことになる
このシャッター速度をコントロールすることで様々な写真が撮れるようになるで!
シャッター速度が大きいときと小さいときの特徴
シャッター速度が大きいときと小さいとき、それぞれ写真の出来がかなり違ってくる
それぞれ見ていこう
シャッター速度 数秒以上
シャッター速度が大きい時は「光を取り込む穴」が空いている時間が長いわけで、被写体の動きのデータを始まりから終わりまで長く取り込むことができる
動きを表現したいものや、光自体が弱すぎるものを被写体とする場合にシャッタースピードを大きくするんや
例えば、星空写真!
シャッター速度を10秒以上にすることで星空写真が撮れる!
さらに時間を延長し、シャッター速度を1時間とかにすると星がぐるぐる回っとるあの写真が撮れるんや!
詳しい取り方は別にまとめてあるで!
シャッター速度 1秒付近
シャッター速度が1秒付近ってのは普通の撮影から比べるとまだ大きい方で、動きを表現するのに特化しとる
例えば、川!
普通に撮ると川の流れの一瞬が切り取られるんやけど、シャッター速度を少し大きくしてあげると、こういう滑らかな動きがある写真が撮れるんや
逆にシャッター速度を小さくするとはっきり水が映ることになる
シャッター速度 1000分の1付近
シャッター速度を小さくする時は動きが速いものを撮るときに使われる
一瞬を切り取って写真にしたい!ってときやな
動きが速い被写体を撮ると、動きに沿って被写体がサーとブレてしまう
まぁそれを表現方法と捉えることもできるけど
バットの部分がブレとるやろ?
もっとシャッター速度を小さくすれば、バットの部分もブレずに映るけど、バットの「スピード感」を残したければこのままでええ
シャッター速度による表現方法
この写真はシャッタースピードを30秒にして撮ったもんや
そうすると30秒間、シャッターを開けっぱなしでその間の景色を全部写真に取り込むから赤いライトをカメラの前で動かせばこの写真は撮れる
要するに俺はカメラの前で30秒間、赤いライトを振り回しながら奇声を発しながら迷走してたんや
良くライトや火を使って文字を書いたりしとるやろ?
アーティストのジャケットにもあるな
これもこのシャッター速度を大きくして撮影したもんや
写真の明るさをコントロールする方法
シャッター速度を小さく大きくする上で一つ問題がある
それはシャッター速度を大きくすると写真全体が明るく
逆にシャッター速度を小さくすると写真全体が暗くなってしまうことや
これをどうにか対処するにはISO感度を操作すればいい
暗くなりすぎたものを明るくしたければISO感度を大きく
逆に明るくなりすぎたものを暗くしたければISO感度は小さくすればOKや!
ISO感度を知らないという方は次の記事で!
シャッター速度で写真を撮る方法
シャッター速度を決めて撮るにはカメラのモードを変更せなあかん!
上画像のようなモードを決めるパーツがあれば『Tv』ってところにセットしてくれ
『T』だけのカメラもあるようやな
これはシャッター速度優先っていうモードで自分でシャッター速度を決めることができるんや
あとの絞り値とかISO感度とかはカメラが自動で設定してくれる
もし、全部自分で設定したい!って時は『M』にセットしてくれ
これはマニュアルモードといって、すべてのパラメータを自分で設定するモードや!
中級者向けやな 星空を撮る時とかはこれを使うことになるやろう
まとめ
シャッター速度とは、写真を撮るときにカメラの「光を取り込む穴」を開けている時間のこと
大きいと光を多く取り込めたり、動きを表現したりできる
小さいと暗くなりがちだが、一瞬を切り取ることができる
参考になったやろか
みんなもシャッター速度を使って良い写真をバンバン撮っていってくれ!
ほいじゃ!
- 作者: 上田晃司
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
次の記事
関連記事