「ブログに低品質コンテンツ記事があるとSEO的に良くないの?」
「リライト対象となる、ブログ内の低品質コンテンツ記事を見つけたい!」
という方へ、ブログ内の低品質記事を見つけ一覧表示する方法を解説します。
僕もこの方法を使ってブログ内の低品質コンテンツを見つけ、リライトなどしています。
PVや直帰率などを記事ごとに解析した結果を印刷。
ザコ記事を見つけて「消す」「リライト」「そのまま」の3種類に分けていくよ!
1ヶ月に10PVも無い記事は削除かリライト必須。
ある程度PVがあるのに直帰率が高い記事は内部リンクを見直す。 pic.twitter.com/58j2RmxqGP— ウィリス@ブロガー (@uxirisu) 2019年5月22日
もくじ
低品質コンテンツ記事とは
まず、低品質コンテンツ記事とはどのようなものでしょうか?
ここでは次のすべてが当てはまるものとして定義しています。
- アクセス数が少ない
- 直帰率が異常に高い
- Google検索の順位が低い
注意点は、自分の評価は全く位関係なく、「読者」と「Google 検索アルゴリズムからの評価」だけで記事の低品質or高品質を決めている点ですね。自分がどれだけ力を入れて書いた記事でも、どれだけ良いと思っている記事でも関係ありません。
このような記事があるとSEO的に悪影響があり、Googleから見たブログの価値を下げる原因にもなる可能性があります。今回は「アクセス数が少ない」「直帰率が高い」記事を見つけ、リライトor削除していくことでブログの質を高める方法を解説していきます。
低品質コンテンツ記事の見つけ方
低品質コンテンツ記事を見つけるには「Googleアナリティクス」を使用します。
これはブログやサイトを登録するとアクセス解析をしてくれる無料ツールです。まだ登録していない人は登録しておきましょう。
では、Googleアナリティクスで低品質コンテンツを見つけていきます。
Googleアナリティクスのページへ飛び左のサイドバーから「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」と進んでください。
次に、プライマリディメンションという項目で「ページタイトル」を選択しましょう。
これで記事タイトルごとに、様々な解析結果が見られるようになります。ここで重要なのは2つです。
- ページビュー数:その記事が見られた回数
- 直帰率:訪問者がブログ内の他の記事を見ず、その記事だけ見て帰った率
ページビュー数が少ないと、そもそも訪問者が少ない記事ということになります。
また直帰率が高いと、訪問者が「この記事イマイチだなぁ」と思ってブラウザバックした可能性があります。
これらの項目を見つつ、低品質コンテンツを見つけていきましょう。どの基準で低品質コンテンツと決めるかは各自の裁量に委ねられます。ちなみに僕の場合は次のように決めて改善していきました。
- 直近1ヶ月でページビュー数が10以下
- 直近1ヶ月で直帰率が95%以上
これに当てはまる記事は、必ず「リライト」か「削除」します。どのようにリライトするかは後半でまとめますね。
こうして一覧となったら、pdfでもエクセル形式でも出力することができます。画面右上の「エクスポート」を選択すると出力形式選択画面になるので、出力したい形式を選びましょう。
僕の場合は、エクセル形式で出力しました。そして、「ページビュー数が月10以下」の記事を黄緑、「直帰率が95%以上」の記事を黄色で自動で色付けするようにしました。
これで、低品質コンテンツが一目瞭然です!
エクセルで低品質コンテンツに色付けする方法
記事別のアクセス解析結果をエクセル形式で出力してみましょう。
そして、低ページビュー数を黄緑、高直帰率を黄色に自動で色付けしていきます。これでよりわかりやすくなりますね!
まずはエクセルで解析結果を開いて、「ページビュー数」の項目を選択状態にしてください。その状態で「ファイル」→「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の値より小さい…」を選択しましょう。
次にどのセルをどんな色にするか決めていきます。下画像のように知ってみてください。
「セルが11より小さい時に、緑背景にする」という設定でOKです。
次に直帰率が95%以上の記事を黄色にしていきます。
直帰率のセルを全て選択した状態にして、「ファイル」→「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の値より大きい…」をクリックしていきましょう。
次に、どの値以上でどの色にするか決めていきます。下画像と同じように設定してもらえればOKです。
95%というのは数値では0.95になることに注意ですね。
これで色付け完了です。
このまま分析するもよし、印刷して書き込みながらブログ修正していくも良しです。
低ベージビュー数&高直帰率記事の対処・改善方法
低ページビュー数、高直帰率の記事はどのように修正すれば良いでしょうか?
低ページビュー数の記事の場合
低ページビュー数の場合、次の3つのパターンが多いです。
- 期間限定記事は時期が過ぎて入れば削除
- タイトルを修正
- 記事内容そのものを修正
期間限定記事は削除してしまいましょう。例えば「8/31まで!期間限定で〇〇セール中!」とかいう記事はすぐに決してOKですね。消すのをためらうのであれば下書きに戻すだけでもOKです。
タイトルは一番簡単に労力なく修正でき、かつ効果を実感しやすい改善方法です。タイトルにキーワードが入っているか、この記事を有用とし思ってくれる人を集められるタイトルかを考えながら修正しましょう。詳しくは別記事にまとめています。
記事内容そのものを修正することが一番王道の改善案です。ブログ歴を経てから昔の自分の記事を見るとヘタクソ過ぎて泣きたくなる時もあります。今の文章スキルで書き直してみましょう。
高直帰率の記事の場合
高直帰率の記事の場合は次の改善方法が有力です。
- 導入文を改善
- サイト表示速度を改善
- 内部リンクを貼る
高直帰率というのは訪問者が来てすぐに帰ってしまうため発生します。それを食い止めるにはこの3つが有力です。
導入文というのは記事最初に持ってくる文のことです。訪問者の興味をひきつけたり、訪問者の悩みと記事コンテンツがマッチしているか確認する場所でもあります。ここで訪問者をひきつけられれば直帰率が下がります。
また、サイト表示速度を改善するのも効果的です。あるレポートではサイト表示が2秒遅いだけで直帰率が50%増加するという報告もあるくらいです。
サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加
Web担当者Forumミーティング 2014 Spring
僕はよくPageSpeed Insightsでサイト速度を測定しています。やったことがない人はやってみてください。
表示スピードの点数や、改善項目も教えてくれます。
最近ではスマホからのアクセスが多く、モバイル表示も重要視されています。
内部リンクを貼るというのも直帰率対策としてあります。記事中に関連記事を貼るわけですね。こんな風に。。。
こうして、自分のブログ内で訪問者を巡回させるように設計します。これで直帰率が改善するはずです。
まとめ
- Googleアナリティクスで低品質コンテンツを一覧表示
- エクセルで問題記事に色付け
- 問題ごとに改善を図る
ブログの低品質コンテンツを見つける方法でした。僕もちょくちょくやっていますが、毎回 過去のブログ記事のヘタクソさに嫌気がさします。また300記事ほどあるのでリライトも大変です。
それでも少しずつ改善して行こうと思っています。皆さんも興味があればやってみてくださいね。それでは!