宇宙&天体観測

【天体望遠鏡】《性能を表す専門用語》を世界一分かりやすくまとめてみた!

 

どうも!ウィリスです!

天体観測を始めたい、野鳥観察したいなど、

「望遠鏡を使いたいなぁ、でもよくわからんしなぁ」

と思ったことはない??

 

望遠鏡はレンズを含む光学精密製品で、小難しい構造と手順でなかなか初心者が手を出しにくいアイテムやな

まず、どこから手をつけたらええんかすら分からん!って人もかなり多いはず

まず買ってみようにも、そこそこ高価やし、適当に買ってあとで泣きたくないという意見もあるやろう

そのとき考えるのが、

「とりあえず、望遠鏡について一通り知りたい!」

そういうことやな!

ってなわけで、今回は

「これさえ読めば、

 とりあえず望遠鏡の基礎知識はバッチリ!」

という記事を書きためてきたので一挙公開してしまうで!

この記事は、各記事のリンクを集めたものなので

読みたい記事リンクのみを「新規タブ」で開いておき、あとで順に見ていくことをおすすめするわ

とりあえず、この記事を最後まで読んでみてな!

まず、何を知らなければいけないか

君らが望遠鏡を購入するまでに、踏む手順は次の通りや

望遠鏡の種類を選ぶ

→望遠鏡の特性数値を知る

→店やサイトで望遠鏡のステータスを見る

→購入する

まず、望遠鏡の種類を決める

そのあと、望遠鏡それぞれが持つ数値について知る

この数値が望遠鏡の機能の良さを示しとるんや

もちろん、この数字が高くなればなるほど、高価なものになる傾向がある

ただ、自分が求める望遠鏡の機能(月が見たい、野鳥が見たい)によって、

重要視する機能は変わってくる

そこらへんと予算のバランスをとって最終的にどれにするか決めるんや

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さてさて、この購入手順で、君らが知らないといけないことは

大きく分けて2つあることになる

  • 望遠鏡の種類
  • 望遠鏡の特性

それぞれ順に見ていこう!

望遠鏡の種類

まず、望遠鏡には種類がある

その種類によって長所と短所があるもんやから、君らに合うもんを買わなあかん!

初心者が買うとしたら、だいたい次の2つから選ぶことになる

①屈折望遠鏡

屈折望遠鏡っていう種類の望遠鏡があるんや

名前は難しいそうやけど、単純に「The 普通」の望遠鏡やな

君らがアニメや漫画で見るような、望遠鏡と言われてイメージするような王道の望遠鏡や!

まずこれの知識について、しっかり脳みそに叩き込んでや!

②反射望遠鏡

もう一つ、反射望遠鏡と呼ばれる種類の望遠鏡がある

俺的にはこっちの方がおすすめかなぁ

反射望遠鏡の方が屈折望遠鏡に比べて、コスパがいいんや

ただ、メンテナンスが大変というデメリットもあるから

結局その人の好みが最後に決めることになるやろう

反射望遠鏡はどんなもんなのか

どういう人が買うといいのか、メリットなどのまとめはこの記事に託すとしよう

アマチュア天文家レベルになると、

また違った望遠鏡を購入することもあるけど、特殊で高価や

それらについてはまた後日話するとしよか

さてさて、この2つの記事から、どちらの望遠鏡が欲しいか決まるはずや

自分の「望遠鏡を何に使うか」「予算」「使用頻度」によってどちらが良いかわかるようになっとる!

はい!

これで、2つ知らないといけないことのうち1つは終わり!

はやい!と思いきや 分量的にはまだまだあるでぇ!

次!望遠鏡の特性について知っておこう!

望遠鏡の特性

Kenko 天体望遠鏡 SKY WALKER SW-0 屈折式 口径50mm 天体・地上両用 ホワイト 111161

ここでは望遠鏡についてくる様々な「数値」が何を表しているのか解説していくで!

おそらく多くの人が「倍率」「口径」などは聞いたことがあると思う

けど、「分解能」「集光力」「極限等級」なんかは知らんと思うんや

望遠鏡を買う際にはこれらの数値を見て良し悪しを判断することがある

もし、購入の際にその用語が必要でなくても、これから使うかもしれないから、知っておくに越したことはない!

全部で6つあるんやけど、

急いでいる人、たくさん読むのが苦手な人は次のうち

「#1口径」「#2倍率」「#3適正倍率」だけ読んで残りの

「#4分解能」「#5集光力」「#6極限等級」は読まなくてもOKや!

それでは順に見ていこう!

口径

もう一番重要な性能パラメータや! 

望遠鏡の性能のうち50%は口径が占めていると言っても過言でないで

それぐらい重要な部分になる

口径ってのは簡単にいうと、望遠鏡の光を取り込むレンズの大きさやな

これによって、見える惑星も変わってくるから、自分が望遠鏡で何を見たいかでどの口径を買うか変わってくるんや!

どの口径でどの天体がどのくらい見えるかエクセルで表にまとめて見たから

よかったらそれを参考にしてくれ!

倍率

倍率って言葉はどこかで聞いたことはあるんとちゃうか

どれくらい拡大するかの度合いを示す数字やな

実は倍率は望遠鏡本体だけで決まるんじゃなくて、

望遠鏡自体の対物レンズ

望遠鏡に取り付けることができる接眼レンズによって変わってくるんや

その二つからどのように倍率を計算するかまとめてあるで!

さらにどの倍率でどの惑星がどれくらい見えるか

これも一覧をエクセルで作って見たから良ければ参考にしてな!

 

望遠鏡購入とは少し離れた話題やけど、購入前に知っておいて欲しい知識ではあるな!

適正倍率

さて、これまでで「口径」「倍率」については理解が進んだと思う

次は適正倍率についてや

これは簡単にいうと

「望遠鏡それぞれ、ちょうどいい倍率がありますよ、それを適正倍率と呼びましょ」

ってことなんや

倍率って高ければ高いほどいいって思われがちなんやけど、それは間違い。

なんでかっていうと、長くなるからその話はここにまとめるで!

 

分解能

分解能ってのは、簡単にいうとどれくらい星を分解できるかの能力や

もし、2つの星がめっちゃ近くにあるとする、目が悪い人が見るとそれは1つの星にまとまって見えてまうやろう

目のいい人はそれが2つの星に分解して見ることができるやろう

そういう話な!

 

集光力

集光力は読んで字のごとく、どれだけ光を集められるかを示した数値や

これは人間の目の何倍くらい光を集められるかを示す数値で、もちろん大きい方が良い

集光力を求める式なんかもあったりして、なぜそういう式になるかまで解説してみたで

 

極限等級

極限等級ってのは、理論上その望遠鏡で見ることができる一番暗い星の等級のことや!

人間が肉眼で見ることができる一番暗い星は6等級って言われとるから、

眼球の極限等級は6等級になるな!

そんな感じのお話、またまた数式が出てくるで!

以上、望遠鏡の特性の説明は終わりや!

みんな長いことお疲れ様!

あとはちょろっとまとめを書くで

本当に望遠鏡パラメータが理解できるようになったかテストしてみよう

この記事を一通り読み終えた方はおそらく

「アマゾンに売っている望遠鏡の

 パラメータ表示が理解できるようになっている」

例として、アマゾンでこの商品の詳細欄を見てみよか!

今回はこいつ!

パラメータはこんな感じ!

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さてさて、理解できそうかな?

上から順に見ていこう

ズーム倍率 これは付属の接眼レンズやな、つけた時の倍率も表示されとる

焦点距離 焦点距離も倍率のところでお話ししたな!

種類 種類ははじめに屈折望遠鏡か反射望遠鏡の分類をした

付属品、特徴 このマルチコートはお話ししてない、これはレンズコーティングの種類の話になるんやけど、詳しくは双眼鏡の話になるけど、こちらにまとめとるで

双眼鏡を買う前に知っておけ!ピント調節とレンズコーティング 

サイズ 望遠鏡の大きさやな

レンズ有効径 これは口径のところでお話ししたな!

集光力 集光力は#5で紹介しとるな

架台 これは話ししてない!ごめん!架台ってのは望遠鏡の三脚部分のことなんや!詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!

【経緯台と赤道儀】とは? 違いとメリットまとめ 

極限等級 極限等級は#6で学習済みや!そしてここに分解能が追記されとるな!

うんうん、だいたい大丈夫そうやな

これで望遠鏡の基礎知識についてはバッチリや

みんなここまでよく頑張った!かなりの知識を得ることができたで!すばらしい!

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以上、ウィリスの「望遠鏡の基礎知識を分かりやすくまとめてみる!」でした!

最後まで読んでくれてありがとうな!

ほいじゃ!

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