今回は双眼鏡のピント調節機能、レンズコーティングについて書いていこうかな
双眼鏡を買ってみようと思う人、または買ったばかりで機能がわからない人用に書いていくで!
ピント調節機能
双眼鏡でピント調節機能は必須や
もしフリーフォーカスって書いてあったらピント調節不可だから買わないように気をつけてくれ
次にピント調節をするネジの場所を教えておこう
画像:国立青少年教育振興機構 http://www.niye.go.jp/navi/science/fieldglasses/
画像のピントリングって場所がピントを調節する場所や
ここを回すことでピントを調節する
視度調節
画像には視度調節リングってのがあるやろ
これは右目左目別々にピントを合わせるようなもんやと思ってくれ
人間は右目左目の視力が違うんや
その違いをこの視度調節リングで補正する
安い双眼鏡にはついてないもんやから、右目左目の視力が違う人なんかは視度調節リングがあるものがおすすめやで
ちなみに、実際に双眼鏡で自分の目にピントを合わせるときは、まず片目をピントリングでピントを調節し、次にもう一方の目は視度調節リングでピントを合わせるのが一般的や
レンズコーティング
双眼鏡に入った光は対物レンズ→プリズム→接眼レンズを通過して目に入るんやけど
対物レンズに光がすべて目に入るわけではないんや
レンズを通過した光は約4~5%表面で反射され失われてまう。。。
4%とか別にいいやん!
って思うかもしれんけど双眼鏡には空気とガラスとの境界面が10面くらいある
すべての面で4%ずつ光が失われるとしたら、最終的には30%くらいの光が失われてしまうことになるんや(悲)
これは明るいところで双眼鏡を使うなら別にいいねんけど、曇りでのスポーツ観戦、天体観測なんかの暗いところで使うときは致命的になるわけや
さらに双眼鏡の中で反射した光は双眼鏡内で乱反射するから像のコントラストが悪くなる
このデメリットを克服するために施すのがレンズコーティングや
レンズと空気の境界面で起こる反射を抑える効果がある
すこし良いものを買いたいときや、暗い場所で双眼鏡を使用する予定ならコーティング仕様のものを買うと良い
ひとみ径だけが明るさを決めるわけじゃないねんな
さらにUVカットコーティングってのもあるからお好みでどうぞ
俺はいらないかなぁ UVカットしても見え方はあまり変わらんし、それに天体観測で主に使用するからな
レンズコーティングの種類
レンズコーティングにはいくつか種類があってそれぞれ特徴があるんや
一つずつ見ていこか
モノコート、単層膜コート、シングルコート
これはレンズに一層だけ膜をはり、レンズの反射をおさえる加工や
レンズコートなしの双眼鏡よりはかなり明るくなる
層一枚だけだと特定の一つの色の反射しか防がれへんからほんまは何層もコーティングしたほうがええんや 効果になってまうけどな
マルチコート、多層膜コート
これは複数の層でレンズをコーティングしたものや
層の枚数分の色の反射を防ぐことができる
一般的には3層ぐらいがおおいな
値段が高くなるにつれて5層とかどんどん増えていくんや
ルビーコート、IRコート、
これは目で見ると赤っぽくなるコーティングや
これは目に優しい、見やすいという評価と
暗くて見えない、景色が赤くなってしまう、このレンズコートをする意味がわからない
などかなり批判的な意見もあるコーティングや
紫外線や赤外線を防ぐことで逆光の場合見やすくなるらしい。。。
ただ、景色は赤っぽくなって自然の緑は楽しめなくなるし、安い双眼鏡に多くこのコーティングが見られるから俺は不信感を抱いとる
みんなにはオススメせえへんからルビーコートは避けるようにしてくれ
ちなみにアマゾンで双眼鏡を例えば
Nikon ズーム双眼鏡 アキュロンT11 8-24×25 ポロプリズム式 8-24倍25口径 ブラック ACT11BK
で検索したりすると商品情報欄を下にスクロールするとレンズコートが何か書いてある
付属品の欄に書いてあることが多いみたいや
まとめ
今回のまとめを作ると次のようになるで
・ピント調節ありを選べ
フリーフォーカスはダメ
・左右の目の視力が違う人は視度調節があるものがオススメ!
・レンズコートはあったほうがいい
暗い場所で使うならなおさら必要や ただしルビーコートは俺はオススメしない
ピント調節機能とレンズコーティングという知識も混ぜながらどの双眼鏡にするか選んでいくんやで!
PENTAX 双眼鏡 タンクローR ポロプリズム・センターフォーカス式 8倍21mm有効径 8×21UCF R 62209
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- メディア: Camera
- 購入: 12人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
関連記事