ウィリスの雑談

【LINEスクショあり】マルチ商法に勧誘されました。リアルな手口と断り方を公開します。【体験談】

どうも!ウィリス です。

マルチ商法に勧誘されました。

本当にあるんですね。。。しかし、なぜ私が。。。社会人サークルに参加した際、知り合った人からの勧誘で、最初は全く気づきませんでした。

この記事では、実際に勧誘されるまでの経緯と手口を事細かに、起こったままを紹介します。

  • マルチ商法ってどうやって勧誘されるの?
  • 勧誘されたときどうやって断った?

このような疑問を持つ方に参考になると思います。あくまで私に起こった一例なのでその点はご注意ください。

 マルチ商法とは

商品やサービスの販売員になって販売利益を得ると同時に、他人を販売員になるよう勧誘し、一定のリクルート料(紹介料)が得られる商法。

これは特定商取引法では連鎖販売取引として規制している。

販売員が一定の取り引き料を支払うと特約店、代理店と次々に昇格することができ、また、他人を特約店、代理店に勧誘すると、一定のリクルート料がさらに支払われる仕組みになっている場合がある。

商品が売れず多額の在庫(赤字)を抱えてしまうこと、親戚、知人、友人を引き込み、人間関係が破綻すること、無限に販売員を増やすことは不可能で、すぐに行き詰まり結局一部の加入者しか儲からないことなどが問題となっている。

法に触れない紹介販売の形式をとる、いわゆるマルチまがい商法もみられる。

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/shoho/maruchi.html

「誰かに紹介したら○%もらえるよ」をどんどん繰り返していく商法ですね。

 

もう引用先に書いてありますが、実はほとんどの人が稼げず、勧誘方法や印象の悪さからヤバイ商法として有名です。

マルチ商法をするデメリット

  • ほとんどの人が稼げない
  • 友人がいなくなる
  • 借金を負う場合もある

友人がいなくなるのが大きなデメリットですよね。

マルチ商法は誰かに紹介して行く必要があるわけですが、知り合いなんてすぐ消費して、次は友人に紹介することになります。しかし、ヤバイ商法を進めてきたらそれだけで縁を切る理由になりますよね。

というより、そんなヤバイもの紹介してくる時点で、相手のことを考えていません。もともと友人とは言えない関係なのかもね。

そんなマルチ商法、またはマルチまがい商法に勧誘された時の話をしようと思います。

マルチ商法の勧誘を受けた実際の体験談

最初の出会い

私は以前、社会人サークルに参加してみたことがあって、そこで知り合った35歳くらいの女性と連絡先を交換していました。気があるわけではなく、サークル的に参加者全員の連絡先を交換することになっていたためです。

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話しやすい人で、会話も面白く、よく夫のおもしろエピソードを語っていました。

サークルイベントが終わって数日後、その女性から「〇〇がおいしいお店があるんだけど、今度行かない?」「私の夫も来るよ」と連絡が来ました。

夫のおもしろエピソードを聞いていた私は夫さんと知り合いになってみたいと思い即OKと返しました。それに年上夫婦の知り合いができるなんて機会はありません。今後の相談相手にもなってくれそうだし、おもしろい繋がりだなぁと純粋にワクワクしていました。

ここでちょっとは不安になります。

ぼったくりBarだったらどうしよう。すごいイケイケの人だったら?暴力団の人だったら?とかはやっぱり考えちゃいますから。

流石に行く予定の店は検索して調べました。やばそうなところではなかった。

夫も連れて、もう一度1回飲み会へ

当日、集合場所で待ち合わせして三人合流。

夫さんは気さくな営業マン。背が高くてちょっとハゲ。

すぐにお店まで歩いて行って着席、店の席数は10席程度の小さいお店です。都内のビルの6Fくらいだったかな。景色が良くてこだわりのお酒をたくさん取り揃えていました。店主と夫さんは仲良いみたいでよく話していました。常連のようでした。

ここで2時間くらい飲みました。夫婦は仲良く私にもたくさん話しかけてくれました。当然と言えば当然か。会話はめっちゃおもしろく沈黙になることなんてありません。次から次へと話題が進み、一瞬で解散時間になりました。

そして、「また飲もうね」と話してそのまま帰宅。

 

私は「何も危ないことなかった!良い人たちだった!」と完全に安心。心を開いてしまいます。これが恐ろしい。

1回目はマルチの話をせずにただただ良い友人関係を築こうとするんですね。

この頃の私は、マジでなんの裏もなく良い人だと思っていました。

2回目の飲み会、ついに勧誘開始

後日、2回目のお誘いが来ます。当然のようにOKして参加しました。

今回は、都内のカウンターしかないお店で木でできたお洒落な内装のお店です。前回同様楽しく飲めました。結構長く飲んでてて3時間くらい経過した頃、急に話の質が変わります。

夫さん「ウィリスくんは、今幸せなの?」

急な質問に私は「はい、幸せです(困惑)」と答え、相手はちょっと言葉に詰まって「ほう、すごいね」と一言。

すぐに私「夫さんは?」

夫さん「今最高だよ。お金に縛られない生活ができてるしね」

私「え、すごい、投資とかですか?」

夫さん「いやいや、そんな難しいくないよ。頑張れば誰でもできるやつ」

そこから何で稼いでいるか少し渋ったような感じになります。ここで妻さんから。

妻「ほんとにすごいよね。あれ。私 最初は怪しいやつだと思ってたもん」

夫さん「やめろって(笑)」

私「え、なんですか気になる!」

今考えると妻さんナイスパスですよね。

夫さん「うーん、本当は言いたくなくて、マジでいいやつにしか言わないんだけど。。。」

夫さん「ウィリスくんはすげーいい奴だし、こんなに意気投合するのは初めてだから。。。」

夫さん「ウィリスくんだけには教えるね。」

私「おー!」

夫さん「商品をみんなに紹介して、たくさん売ることができたら手数料がもらえるってやつで」

私「あー!アフィリエイトかアムウェイですか?」

ここで突っ込む俺すごい。内心アフィリエイト仲間だ やった!とか思っていました。アムウェイはジョークで言っただけです。

アムウェイとは

無限連鎖防止法をクリアした完全合法のマルチ商法を行う会社。勧誘方法があれだしシステム的にもあれなので世論的には怪しいものとして浸透している。(と感じる)

夫さん「あーそうそう。知ってるんだ。アムウェイ。」

私「・・・(察し)」

ここから夫さんは「怪しいと思うかもしれないけど、本当は良い」という内容の話をし、妻さんから「私も最初は怪しいと思ったけど〜」的なフォローが入り・・・話が進んでいきます。

断れず帰路に着く

夫さん「かなり信頼関係が必要なものだからしっかりした人にしか紹介したくないんだけど、ウィリス くんだったら全然いいよ?(2回目)」

夫さん「今日は遅いから、また。来週の土曜日とか空いてる?」

私「あ、あ、あ、空いています・・・」

その場の雰囲気を悪くしたくないので断れず。そのまま解散して帰路につきました。

アムウェイは実は怪しくない、健全で法律的にもOKで夢のあるものと話まくられていたので、帰りの電車で爆速検索しました。

ホームページに行って仕組みの面、法律の面なども調査。酒酔い頭をフル回転させて情報を詰め込んでいきます。

結論としては、「アムウェイは違法ではない、けど、私には向いていない方法だ。だから勧誘は断る。」でした。

知らない人のコミュニティに入って行って知人を作りアムウェイを紹介するのもしんどいし、リアル友人にはアムウェイの紹介をしたくありません。そんなことしたら友人が全員離れて行ってしまうのは目に見えています。

断る

帰りの電車で次回の話を断りました。

その時のLINEのスクショです。

これ以後、会ってないし連絡もしていません。

感想

私が勧誘を受けたのは「社会人サークルで知り合った女性の夫」です。ここ複雑ポイントね。直接くるわけではなく間接的にくるんだよね。すごい。社会人サークルに妻さんが参加していたのも、こうして勧誘する人を探してたんだと思うと、緻密で計画的だと感じますね。そして後から夫さんが出てくるって作戦か。

1回目は泳がせるというか、シンプルに仲良くなって解散することで安心させるんだと感心しました。そして2回目から勧誘。あの「今幸せ?」の質問がトリガーな感じがしますね。そこから急に勧誘モードが始まったというか。

質問に対して、「幸せじゃない」「仕事がしんどい」「お金がない」とかの回答を待っていたんでしょうか。そこから「幸せになる自由になる方法があるよ」的な話の流れにする手筈だったんでしょうか。

念のために言っておきますが、二人とも普通に良い人でしたよ。

もちろん裏に勧誘目的があったからそうしていただけかもしれませんけど。勧誘もうざい感じでもなかったし、去り際もあっさりしてたので特に負の感情は抱いていません。

おもしろい人生経験できたなー、飲み会のトークリストが一個増えたと思っています。

まとめ

マルチ商法に勧誘されたリアル体験談
  • 手口:感心するほど素晴らしい
    • 様々な出会いの場に出席して、勧誘目的で人と会っている
    • 今回は1回目は何もなく解散→安心させ、2回目で勧誘というパターン。
  • 断り方:解散してからLINEで言う

以上、マルチ商法に勧誘された体験記でした!